木島平強化合宿報告/Lコーチ 葦名弘政2008.07.30
8月の関東大会に備え、7月20日(日)から二泊三日で、スキーで有名な長野県木島平にて強化合宿を行った。参加選手6年23名、5年2名、コーチ2名、マネサブ3名の他に、今回はアシスタントコーチとしてOB(現中学2年)の和崎友作君、藤川紘昌君、川口慎一郎君の3名が参加してくれた。
宿は木島平スキー場ゲレンデ内に立つホテルシューネスベルク。グランドは宿から徒歩数分のスキー場に隣接する「木島平ジュニアサッカー場」だ。ジュニアといっても、優に3面はとれる広大な天然芝ピッチで、しかも手入れは抜群に行き届いており、我々には贅沢すぎるほどの素晴らしいグランドだった。実はここで2006年にJリーグアカデミーフェスティバルが開催され、JのU-12の8チームが熱戦を繰り広げている。グランドキーパーの若い方が1面を立ち入り禁止にして、散水など一生懸命に手入れを行っていた。皆で3日間お世話になることへの挨拶をし、注意事項などを確認してからグランドに入った。天気は快晴。標高が高く真っ青な空がやけに近い。山々に囲まれ空気もうまい。これだけ素晴らしい環境だと皆じっとしてはいられない。早速ボールを蹴り始めた。
練習メニューは3日間を通じて、中学生アシスタントコーチによる名(迷?)レッスンも含め、ポジション別の基礎練習やシュート練習、フォーメーション、ミニゲーム、大ゲーム等々非常に密度の濃いものだったが、皆楽しく夢中になって取り組んだ。
「ねえねえ、ゆうさく!」「ひろまさー!」・・・OBに対して選手はいつのまにかまるで同級生のようになつき、OBもすっかり選手に同化していた。
時折聞こえる鳥の泣き声以外、雑音は一切しない。ボールを蹴る音や芝の上をシュッシュッと走る音、選手の息遣いがはっきりと聞こえる。岡本コーチの指示がやまびこで帰ってくる。どの顔も思いっきり充実していた。こんな素晴らしい環境では、皆自然と笑顔になってしまうのだ。
練習を通じて選手はいろいろなポジションをこなし、幅を広げ、得意なものをより伸ばすことができた。イレギュラーしないためドリブルが格段にうまくなった選手もいた。逆に、イレギュラーしないため技術の未熟さもはっきりと現れた。いろいろなメンバーを組み合わせることでチームとしての機能も再確認できた。
スキー場とはいえ、真夏だけにさすがに日中は暑い。マネサブが汗だくになって水や氷、エネルゲンを準備してくれた。岡本コーチも率先してエネルゲン作りを手伝った。二日目からは選手が率先して水、氷、エネルゲン作りを手伝った。装備は自分たちで宿とグランド間を運んだ。
子供たち全員で自発的に行った早朝ランニング。二日目の朝は、前日に自分たちだけでグランドキーパーにお願いしグランド内への早朝立ち入りの許可を得て、早朝自主トレも行った。自分たちのことは自分たちで判断し交渉し行動する、そんな当たり前のことにも成長が伺われた。
宿の食事も美味しかった。部屋も風呂も十分の施設だった。二日目の夜、バーベキューと花火で気勢を上げ、関東大会での健闘を誓った。最終日、ゲーム形式の練習を昼で切り上げ、皆でグランドキーパーの方へお礼を言い、宿の方へも挨拶をし、名残惜しむように木島平を後にした。わずか二泊三日の合宿だが、皆一段と成長したように感じた。技術的な面の強化もさることながら、同じ釜の飯を食うことで皆の気持ちがひとつになれたことが、何よりの収穫だった。
最後にこの場を借りて、お世話になった施設の皆様に改めて御礼申し上げます。また、強化合宿開催にご賛同・ご尽力いただいた保護者の皆様や関係者の皆様、OB諸君に心より感謝申し上げます。
残念だが今回参加できなかった子供たちも何人かいます。願うならばいつかまた、今度は全員で訪れたい地です。(ただし、ぶよには注意!(笑))
宿は木島平スキー場ゲレンデ内に立つホテルシューネスベルク。グランドは宿から徒歩数分のスキー場に隣接する「木島平ジュニアサッカー場」だ。ジュニアといっても、優に3面はとれる広大な天然芝ピッチで、しかも手入れは抜群に行き届いており、我々には贅沢すぎるほどの素晴らしいグランドだった。実はここで2006年にJリーグアカデミーフェスティバルが開催され、JのU-12の8チームが熱戦を繰り広げている。グランドキーパーの若い方が1面を立ち入り禁止にして、散水など一生懸命に手入れを行っていた。皆で3日間お世話になることへの挨拶をし、注意事項などを確認してからグランドに入った。天気は快晴。標高が高く真っ青な空がやけに近い。山々に囲まれ空気もうまい。これだけ素晴らしい環境だと皆じっとしてはいられない。早速ボールを蹴り始めた。
練習メニューは3日間を通じて、中学生アシスタントコーチによる名(迷?)レッスンも含め、ポジション別の基礎練習やシュート練習、フォーメーション、ミニゲーム、大ゲーム等々非常に密度の濃いものだったが、皆楽しく夢中になって取り組んだ。
「ねえねえ、ゆうさく!」「ひろまさー!」・・・OBに対して選手はいつのまにかまるで同級生のようになつき、OBもすっかり選手に同化していた。
時折聞こえる鳥の泣き声以外、雑音は一切しない。ボールを蹴る音や芝の上をシュッシュッと走る音、選手の息遣いがはっきりと聞こえる。岡本コーチの指示がやまびこで帰ってくる。どの顔も思いっきり充実していた。こんな素晴らしい環境では、皆自然と笑顔になってしまうのだ。
練習を通じて選手はいろいろなポジションをこなし、幅を広げ、得意なものをより伸ばすことができた。イレギュラーしないためドリブルが格段にうまくなった選手もいた。逆に、イレギュラーしないため技術の未熟さもはっきりと現れた。いろいろなメンバーを組み合わせることでチームとしての機能も再確認できた。
スキー場とはいえ、真夏だけにさすがに日中は暑い。マネサブが汗だくになって水や氷、エネルゲンを準備してくれた。岡本コーチも率先してエネルゲン作りを手伝った。二日目からは選手が率先して水、氷、エネルゲン作りを手伝った。装備は自分たちで宿とグランド間を運んだ。
子供たち全員で自発的に行った早朝ランニング。二日目の朝は、前日に自分たちだけでグランドキーパーにお願いしグランド内への早朝立ち入りの許可を得て、早朝自主トレも行った。自分たちのことは自分たちで判断し交渉し行動する、そんな当たり前のことにも成長が伺われた。
宿の食事も美味しかった。部屋も風呂も十分の施設だった。二日目の夜、バーベキューと花火で気勢を上げ、関東大会での健闘を誓った。最終日、ゲーム形式の練習を昼で切り上げ、皆でグランドキーパーの方へお礼を言い、宿の方へも挨拶をし、名残惜しむように木島平を後にした。わずか二泊三日の合宿だが、皆一段と成長したように感じた。技術的な面の強化もさることながら、同じ釜の飯を食うことで皆の気持ちがひとつになれたことが、何よりの収穫だった。
最後にこの場を借りて、お世話になった施設の皆様に改めて御礼申し上げます。また、強化合宿開催にご賛同・ご尽力いただいた保護者の皆様や関係者の皆様、OB諸君に心より感謝申し上げます。
残念だが今回参加できなかった子供たちも何人かいます。願うならばいつかまた、今度は全員で訪れたい地です。(ただし、ぶよには注意!(笑))